アプリケーション変換 共同作業モデル
もしお客様の移行プロジェクトでIspirer MnMTKアプリケーション移行ツールの利用をお考えの場合、Ispirerは以下の複数のステージにわたる総合的な支援作業をご提供することができます:
ステップ 1. アプリケーションのアセスメントと設計
このステージでは、以下の項目が定義されます:
- アプリケーションの初期アセスメント
- 開発スタイルとパターンの分析
- Ispirer MnMTK 2015アプリケーション移行ツールの現状の機能
- 移行ソリューションの設計と新しい変換仕様の作成
変換仕様書はアプリケーションコードのプラットフォーム間での変換ルールを詳細に記述したものです。生成されるターゲットプラットフォームのコードに対する全般的な要件:変数・オブジェクト・メソッドの命名規約、コードスタイルルール、可読性と保守のし易さ、等が記述されます。さらにターゲットアプリケーションのアーキテクチャ上の要件や、特定の機能をターゲットアプリケーションのコードへ変換する方法が詳細に記述されます。
ステップ 2. カスタム自動化作業の構築
このステージでは、Ispirer は仕様書に記述された変換ルールをIspirer MnMTKに追加しツールの機能を拡張します。このステージの完了後、お客様はお客様の要件を満たすIspirer MnMTKツールを入手することができます:
- ビジネスロジック、データベースアクセス、レポートおよび UI のカスタマイズされた自動化変換
- コードの変換、リファクタリング、最適化の自動化
- 内部フレームワークに沿った内部ガイドラインと標準の自動化
ステップ 3. 反復型開発 - 頻繁なリリース、プロトタイプ/パイロット版の提供(オプション)
前のステージの終了後、お客様はツールの中間的なテストを行いその結果(データベースアクセスの最適化、UI機能の変更、各種技術の評価、等)に基づき要件を修正することができます。そのような変更は、修正又は追加された仕様としてすぐにIspirer MnMTKに反映することができます。
ステップ 4.アプリケーション変換作業中のサポート
ステージ2および3の終了後、Ispirerはお客様にカスタマイズ版SQLWaysの商用利用ライセンスを提供します。さらに専門技術者がお客様作業で発見された問題に対応する修正作業や試験期間中に出された新規要件の実装などのサポートを提供します。
この共同作業では通常以下のようなプロジェクトチームが構成されます:
- ソリューションおよびソフトウェアアーキテクト
お客様チーム
設計仕様書の内容に責任を負う
Ispirerチーム
お客様より提示された仕様書の内容に関する話し合いと合意
- ツールの開発
お客様チーム
プロジェクトスコープの5%~10%の変換作業
Ispirerチーム
変換ルールの開発とカスタマイズに責任を負う
- 移行
お客様チーム
変換作業の実施に責任を負う
Ispirerチーム
お客様に対する初期トレーニングとリモートからのサポートに責任を負う
- 試験
お客様チーム
移行されたアプリケーション全体の総合的なテストの実施に責任を負う
Ispirerチーム
ツールをリリースする前に仕様書を元にした基本的なテストの実施に責任を負う
タイムフレーム
アプリケーションの移行は簡単な作業ではないため、移行作業のタイムフレームはソースコードの複雑さとIspirer MnMTKが要件をどれだけ自動化処理できるかによります。
私たちの経験から、アプリケーション変換の推測のタイムフレームは:
- アセスメントとデザイン–1~2か月
- お客様の独自の移行要件に対応するためのIspirer MnMTKのカスタマイズ-3~4か月
- Ispirer MnMTK 2015のライセンシング(専門技術者によるサポート含む)–12~18か月
詳細はお問い合わせください。
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